ウォーターサーバーを初めて自宅に導入した人が、数日経ってから「こんなはずじゃなかった…」と後悔するポイントの第1位が、実は「サーバーの稼働音(騒音)」です。
家電量販店の明るく騒がしい店内や、カタログのスペック表を見ているだけでは絶対に気づかないのが「音」の問題. 特に、ワンルームにお住まいの方や、寝室、仕事に集中するテレワーク部屋にサーバーを置く場合、この音の問題は死活問題になります. この記事では、サーバーがうるさくなる原因と、ストレスなく使える静音モデルの選び方を解説します。
なぜウォーターサーバーから音が出るのか?(3つの原因)
サーバーから発生する不快な音には、主に以下の3つの原因があります。
1. コンプレッサーの稼働音(ブーンという低音)
最も厄介なのがこれです. 多くのサーバーは冷蔵庫と同じ「コンプレッサー方式」で水を冷却しているため、水を冷やすタイミングで「ブーーーン」という低い振動音とモーター音が鳴ります. 数分で止まりますが、夜間の静かな部屋ではかなり響きます。
2. ボトル内の空気が入る音(ボコボコッ!ベコン!)
硬いプラスチック製のガロンボトル(ガチガチの透明なボトル)を使用している機種の場合、水を出した分だけボトル内に空気が入るため、大きな「ボコッ!」という破裂音のような音が鳴ります. 水を飲んだ直後だけでなく、気圧の変化で夜中に突然鳴ることもあり、心臓に悪いです。
3. モーターの汲み上げ音(ウィーンという音)
重い水ボトルを上に持ち上げなくて済む「ボトル下置き型」のサーバー特有の音です. 下にある水を上部のタンクまでポンプで吸い上げるため、出水時や定期的な補充タイミングで数秒間「ウィーン」という稼働音が鳴ります。
静かなサーバーを選ぶための「3つの絶対条件」
寝室やワンルームで快適に過ごすためには、以下の条件を満たしたサーバーを選ぶ必要があります。
条件①:冷却方式が「ペルチェ式」であること
コンプレッサーを使わず、電子部品で静かに冷却する「ペルチェ式」のサーバーを選べば、ブーンという低周波の騒音から完全に解放されます. (※ただしペルチェ式は冷却パワーがやや弱いため、卓上型などの小型モデルに多く採用されています)
条件②:ボトルが「収縮する柔らかい素材」であること
水が減るにつれて袋のようにペチャンコに潰れていく「ワンウェイボトル(クラッシュボトル)」を採用しているメーカー(プレミアムウォーターやコスモウォーターなど)であれば、空気が入る「ボコッ!」という破裂音は鳴りません. あるいは、ボトルがない「浄水型サーバー」にするのが最も確実です。
条件③:寝室なら「ボトル下置き型」は避ける
モーターでの汲み上げ音は、静かな夜にはどうしても気になります. 寝室やベッドのすぐ近くに置く場合は、重力で水が落ちる「上置き型」か、水道水を注ぐだけの「浄水型サーバー」を選ぶのが正解です。
設置の工夫で音を劇的に減らす裏技
すでにサーバーを契約してしまって音が気になる場合は、以下の工夫で騒音を和らげることができます。
- 壁から15cm離す:サーバーの背面が壁に近すぎると、モーターの振動が壁に反響して音が大きくなります. 少し手前に引き出してみてください。
- 防振マットを敷く:フローリングに直置きしていると振動音が床に伝わります. ホームセンターや100円ショップで売っている「洗濯機用の防振ゴムマット」や「厚手のジョイントマット」をサーバーの脚の下に敷くだけで、ブーンという音が劇的に小さくなります。
よくある質問(FAQ)
Q. 公式サイトの「静音設計」は信用できますか?
A. メーカーの言う「静音設計(約30dB=ささやき声程度)」は、あくまでサーバーの目の前で測定した平均値です. 寝室など無音の空間では、30dBでも気になる人は気になります. 絶対的な静けさを求めるなら、音の発生源がない「ペルチェ式の浄水型サーバー」を選ぶのが一番安全です。
まとめ:ワンルーム・寝室には「浄水型・卓上モデル」が最強
音に敏感な方や、仕事・睡眠の質を下げたくない方は、大型のコンプレッサー式サーバーは避けるのが無難です。
ボトルのベコッという音も、モーターの汲み上げ音も発生しない**「卓上サイズの浄水型サーバー(エブリィフレシャス mini や Locca litta など)」**が、現状最も静かでストレスフリーな選択肢になります. 事前に音の発生源を理解して、自分のライフスタイルに合った静かなサーバーを見つけましょう。


