「ウォーターサーバーを解約して返却する時って、どうすればいいの?」
「引越しが決まったけど、サーバーの中に水が入ったまま運んでも大丈夫?」
ウォーターサーバーを利用していく中で、いずれ必ず直面するのが「解約時の返送」や「引越し時の移動」です。この時、絶対に避けられない最大の難関が**「水抜き(サーバー内部の水を完全に抜く作業)」**です。
実は、この水抜き作業を正しく行わなかったり、甘く見て引越し業者にそのまま任せてしまったりした結果、部屋が水浸しになったり、サーバーが故障して高額な弁償金を請求されるというトラブルが頻発しています。本記事では、ウォーターサーバーの「水抜き」がなぜ絶対に必要なのか、その具体的な手順、そしてトラブルを完全に回避するためのマニュアルを3000文字で徹底解説します。
なぜ「水抜き」が絶対に不可欠なのか?(放置すると起きる悲劇)
ウォーターサーバーの上に乗っているボトル(またはタンク)が空になっていれば、水は残っていないと思いがちです。しかし、実はサーバーの内部には「冷水タンク」と「温水タンク」が内蔵されており、目に見えない部分に**常に2〜3リットルもの大量の水**が蓄えられています。
この内部の水を完全に抜かずに、サーバーを傾けたりトラックに乗せて運んだりすると、以下のような恐ろしい事態を引き起こします。
1. 輸送中の「大漏水」で家財が水浸しに
サーバーを傾けた瞬間、内部タンクから水が溢れ出し、トラックの荷台や新居の床、あるいは宅配業者の車を水浸しにしてしまいます。もし他の段ボール(パソコンや大切な書類、家電など)に水がかかって損害を与えた場合、その責任や賠償は「水抜きを怠ったユーザー」に降りかかってきます。
2. サーバー内部の電子基板がショートして「全損」
漏れた水がサーバー内部の電子基板やモーター、コンプレッサーにかかると、電源を入れた瞬間にショートして完全に故障します。解約時の返送であれば「お客様の過失による破損」として数万円の弁償金(サーバー買取代金)を請求されるケースがほとんどです。
3. 内部で水が腐敗し「異臭・カビ」の原因に
引越し後、すぐにサーバーを使わずに数日間放置した場合、内部に残った水が常温で腐敗し、強烈なカビや悪臭を放つようになります。一度カビが生えてしまうと、素人では完全に洗浄することは不可能になり、衛生上使い物にならなくなってしまいます。
絶対に失敗しない!完璧な「水抜き」の4ステップ
では、具体的にどのように水抜きを行えばよいのでしょうか。メーカーや機種によって細かいスイッチの場所は異なりますが、基本的な手順はすべてのウォーターサーバーで共通しています。
ステップ1:コンセントを抜き、熱湯を「常温」に冷ます(超重要!)
**【警告】絶対に直前までコンセントを挿したまま作業しないでください!**
温水タンクの中には85℃以上の熱湯が入っています。すぐに水を抜こうとすると、排水口から熱湯が噴き出し、手や足に大火傷を負う危険があります。作業の最低でも「3〜5時間前」、できれば「前日の夜」にはコンセントを抜き、内部のお湯が完全に常温に冷めるのを待ってください。
ステップ2:水ボトル(タンク)を外し、蛇口から限界まで水を出し切る
お湯が冷めたら、サーバー上部の水ボトル(またはタンク)を取り外します。その後、温水と冷水の両方のレバーを押し、水が出なくなるまでコップや鍋に水を出し切ってください。これで「上部の水」が抜けた状態になります。
ステップ3:背面の「排水キャップ」を開けて内部の水を抜く
蛇口から水が出なくなっても, まだ内部タンクには水が残っています。サーバーの裏側(背面)を見ると、下の方に「排水口(キャップやネジで塞がれている部分)」があります。
この下に大きな洗面器やバケツ(2L以上入るもの)を置き、キャップをゆっくりと外してください。すると、内部に残っていた水が一気にドバーッと流れ出てきます。
ステップ4:水が出なくなったらキャップを確実に締める
排水口からの水が完全にポタポタと止まるまで待ちます。サーバーを少しだけ前に傾けると、底に溜まった水まできれいに抜くことができます。水が抜け切ったら、必ず排水キャップを「元の状態に固く」締め直してください。これを忘れると、引越し先で水をセットした瞬間に裏側から大洪水が発生します。
引越し時の移動に関する「2つの鉄則」
水抜きが完璧に終わっても、移動時にやってはいけないタブーがあります。
鉄則1:絶対に「横倒し」にして運ばない
ウォーターサーバーの内部には、冷蔵庫と同じように「冷却用のコンプレッサー(冷媒ガス)」が搭載されています。サーバーを真横に倒して運んでしまうと、このガスやオイルが配管を逆流し、故障の致命的な原因となります。
引越し業者には必ず「これは冷蔵庫と同じなので、絶対に立てたまま(縦積みで)運んでください」と強く指示してください。自分で車で運ぶ場合も、無理やり後部座席に横倒しで積むのは厳禁です。
鉄則2:新居に到着後、すぐに電源を入れない
冷蔵庫の引越しと同じ原理ですが、移動中の揺れで内部の冷却オイルが不安定な状態になっています。新居の定位置に設置したら、すぐにコンセントを挿すのではなく、**「最低でも1〜2時間は放置」**して、オイルが安定するのを待ってから電源を入れてください。
まとめ:解約・引越しを見据えた「サーバー選び」が重要
水抜き作業自体は手順を守れば誰でもできる作業ですが、大型の床置きサーバーの場合、「洗面器を置くスペースがない」「重くて裏に回れない」といった苦労が伴うことも事実です。
これからウォーターサーバーを契約する、または乗り換えを検討している方は、**「卓上型(ミニサイズ)」や「軽量な浄水型サーバー」**を選ぶことで、将来の引越しや解約時の移動・水抜き作業を劇的にラクにすることができます。
当サイトのランキングでは、一人暮らしの方や引越しの多いご家庭でも取り回しがしやすい「軽量・コンパクトな最新機種」を多数ピックアップしています。万が一の解約や引越しのストレスを最小限に抑えたい方は、ぜひランキング上位の機種から検討してみてください。


